レコーディング業界で働く男性が千葉県クルックフィールズを冒険してみた

1月13日(木)千葉県木更津市に位置するクルックフィールズに向かった。
足を運んだ理由は複数ある。その中の一つ「ap bank fesのライブ会場を肌で感じたい」
その欲求を解消すべく訪れたクルックフィールズは、未完成であった。

建物の工事現場が行われる傍ら、カフェや遊具で戯れる人々。
この景色は、今しか見ることができない、ガラスのような景色だった。


到着して、早速向かった先は駐車場付近のインフォメーション。
メンバーシップに入会した人限定のカードをいただき、クルックの一員として認められた気分になった。

例えるなら冒険。
未知なる場所を開拓する気持ちで、向かった先は増田セバスチャンの ”ぽっかりあいた穴の秘密”だ
地味な木材が束ねられた外観。中は宇宙のような世界が広がっていた。

「穴」。
それは凸凹のぼこ。
圧倒的なネガティブな存在である「穴」が、
空に向かってどこまでも突き出ていくとき、
それはポジティブになりえるだろうか?

ミヒャエル・エンデ作「モモ」の主人公は、
円形劇場の廃墟に住みついた女の子のはなし。

モモに話を聞いてもらうと、悩みをたちどころに解決してしまうので、
モモは、いつの間にか町になくてはならない存在になりました。

「穴」に降りていくと、そこは誰かの劇場。
空を眺めたり、佇んだり、考えごとをしたり。
穴の中で誰かの物語を空想しながら、
私たちは“ぽっかり空いた穴”をキラキラで満たしていきます。

そして次に向かったのは、ライブが行われたステージだ。
画面で見るより小さかった印象。

ぽっかりあいた穴の秘密
増田セバスチャン KURKKU FIELDS https://kurkkufields.jp/

次に向かったのはライブが行われたステージ。
画面で見るより小さかった印象ではあったが、観客との距離感、この雰囲気で音楽を楽しめたら、ドーパミンが大量放出されることは間違いない。

ステージに登り、アーティストが見ていた景色を眺めると、右側に大きな存在感を感じさせる黄色いバスがあった。中に入ってみると、子供たちが遊べる遊戯スペースになっていた。

それからクルックフィールズの型をなぞる様に周辺を歩き進めた。

草間彌生さんの作品など様々なアートと出会った。中でも惹かれた作品はこちらのションベン小僧を彷彿させる緑の人間。

体のあらゆる穴から、水を噴出する様は斬新かつ大胆で私の足を止めた。

今日の冒険は以上。

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